Google検索はHelpful Content Updateで大手企業などのドメインを過剰に優遇するようになりました。優れているコンテンツを探し出すよりも、ブランドを構築している大手企業をランキング上位に表示する事はとても簡単でしょう。
しかしこのシステムには大きな欠陥があります。例えば中小企業や個人が素早く最新の情報を記事に書いても、それを参考に大手企業が記事を作成する事で、ソース元よりも大手企業が書いた記事の方がGoogle検索のランキングで上位に表示されてしまう事です。
著者はこの経験がHelpful Content Update後に何度もあります。どれだけ自身のサイトに訪れるユーザーのために最新の情報を掲載しても、それを大手企業にパクられるだけでランキングが瞬時に逆転しまう。アクセスがあるのは一瞬だけです。
しかもまた大手企業の中には最新の情報を掲載していなくても、「準備中」として内容がないのに記事を用意していたり、自動で記事の更新日時が常に最新の日時になるように操作している事もあります。そうなると新情報を掲載しても大手企業の準備中のページに勝てません。Googleのアルゴリズムは凄く優秀です。
あきらかにペナルティを受ける行為ですがランキングが下がったのを見た事がありません。
以前にリークされたGoogle検索のアルゴリズムの内容では更新内容を保存しているとありましたが、大手企業であればペナルティは微々たる要素なようです。
インデックスされたページの評価が高まってから変更して別のコンテンツに誘導するなどのハックを防ぐために過去20件の変更履歴を保持。
つまりブランドを構築できている大手企業はゆっくりと個人のサイトや中小企業の記事の内容をパクれば上位にランキングできアクセスを確保できるわけです。
記事を書くのが馬鹿らしくなります。昔はWEBに最も貢献しているのはGoogleでしたが、現在のWEBを破壊しているのはGoogleです。昔より個性的て有用な情報はWEBで見つかりにくくなりました。これは間違いなくGoogleの責任です。
最も容易な飲食店のレビューを検索してみてください。個人で更新しているサイトはほぼ死滅しました。Googleは自社のブランドであるYoutube、Googleマップ、大手企業を最も上位に表示するでしょう。
しかし僕はそれを求めていない。良くも悪くもアカウント制であるSNSやGoogleマップ、大手企業ではストレートに評価している事がないからだ。僕も一部利用しているが間違いなくサクラも多い。ゲームの公式アカウントをよくチェックしてみてくだい。X(旧twitter)での不自然なリポストが多いのがすぐにわかります。特にスクエニ。
だから昔から5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)をチェックするわけです。5ちゃんねるにもサクラは混ざるが、あそこはサクラっぽい書き込みに対してのユーザーの返しがうまい。きっと匿名だからだろう。
自由だったWEBがGoogleのおかげでドンドン野暮なWEBに変化している。織田信長、豊臣秀吉ときて徳川家康(Google)となった感じです。徳川幕府のようにGoogleが200年以上も覇権ならゾッとするね。
Yahooと覇権を争っていた時代のGoogleなら安心できた。今はだめだ。
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